忌憚
よく忌憚のない意見を!なんて聞くが日常ではめったに使わない。
忌憚って辞書で調べると遠慮と同意語であるとか畏れるとか避けるとか載ってる。
日本の社会では今問題になるのは、この忌憚の境がなくなってきた恐ろしさにある。
「天下の大悪は二つある」って言われるようですが、
一つは知る無きを欺くというやつ、
これは欺いたにしてもまだどこかに何者かをおそれる心があって慎むというような良心が残ってるもの。
この内心びくびくして忌憚の心が「誠」と「偽り」とのわかれる関門。
それと問題なのが、「知る有るをおそれず」というやつだ。
人間にとって一番大事なものは「敬恥」の心であるがこれがなくなっているじょうたい。
忌憚の心もなくしてしまってるのが、今巷や政界やら医療やら教育に出てきてる
まだ人に知られたら困るって言ってる間はいいが「桜を見る会」のように知られてもいいじゃないかという両親もなく何かにおそれるものもなく忌憚の心を完全に失っている。
「これが道でいえば死の道」であって死生の関である。
まさに麻薬などはその典型ですね。
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